家庭料理とは
2014年 01月 28日
「甘酢!あんかけにしてな!」と息子即答のこんなのとか、ここぞとばかりの加工肉三昧(笑)
「めっちゃオイシーわ!すぶたの味やから『酢ミートボール』やな!」 なんかめっちゃ美味しくなさそうな語感・・・^^
子ら寝た後の、夜を楽しむにも心が悲しい・・・大好きな大好きな小林カツ代さんが亡くなられた。
ショックで落ちこんでいるわたしに息子、「おかあさん、お心には生きてはるよな!」
「最近、そうゆうニュース多いなあ・・・波平さんも、やなせたかしさんもやんなあ・・・
でもみんな、お心にいはるからさ!」と続ける。確かにそうやな、とすこし気が慰められる。
ご自身でも、そのようなことを言っておられたようですね。
わたしの作る家庭料理、その基盤の多くはもちろん母によるところが多いのだけど
それに次いでは、カツ代さんでした。
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思えば、出張前夜はカツ代さんレシピの中でも最も好きかも・・・のこれ
なーんかぶかっこうに焼けちゃったなあ
カツ代さん ごめーん
・・・なんて思いながら
美味しくいただいたのだった
カツ代さんはそれをいつでも、明るく楽しくあたたかく、みんなに伝えてくれはった。
わたしが、我ながら笑っちゃうくらいそういうことのすべてが好きで好きでしようがない気持ちの基盤を
作ってくれたのも、カツ代さんかもしれません。ありがとうございました。
いつもの楽しみで気軽な気持ちでこちらに寄らせてもらったら・・・
不覚にも号泣・・・。
カツ代さんには私も育ててもらいました。
毎日のおかあさんのごはんがもたらす底力みたいなもの・・・
お料理のテクニックだけじゃない、
その心もカツ代さんにはいーっぱいもらったと思うんです。
そうだね~、お心には生きているんだよね、こうして。
子どもって何も分かってないようで、
すっごく大切なことちゃんと分かってるんだね!
息子君に、そうだね、みんなの心にちゃんと生きてるよね、ありがとうね!
とお伝えください。
明るく、正面切って、伝えてくれてはったと思うんですよ・・・
食べるほうは『ほんと、美味しいってしあわせ』って思えるし
つくるほうは『そう、これでいいのよね!』って誇りを感じられるような。
カツ代さん、お料理ももちろんだけど、エッセイがとても好きで。
特に子育ての内容のものは、ケンタロウくんを知ってるだけに(だから妄想? 笑)
普通のことが書いてあっても、なんだか読むたびじんわり泣けてきます。
寝食省いて走り回ってはった気魄とか熱さが、行間からにじんでくるの。
息子ね、わたしがいつもそう言ってるから、しごくまじめな素の顔でそう言ってきましたよ。
だから大丈夫やん、まあそらさみしいけどね・・・と。
私も忘れられないカツ代エッセイあります。
長くなるから自分のとこで書いてみよう。
たろさんやあさこさんみたいにカツ代さんのこころを受け継ぐ母たちがいるから、
レシピだけじゃなくその思いはずっと残っていくんじゃないかな。
「かあさんオムレツ」食べたいです。
できればたろさんに作ってもらいた~い☆
いやはや、私も2月は献立日記を再開しなくては。
夫が苦手なモノは不在の日に。これ鉄則ですね(苦笑)
ぽぽんちさんの忘れられないカツ代さんエッセイ、どれだろう~楽しみ♪
わたしもいっぱいあります、もはや長く書いても書ききれないほどに^^
そして、ぽぽんちさんもむろん、こころを受け継ぐひとりでしょう。
『かあさんオムレツ』一丁、うけたまわりぃ!→あがりぃ!と言える日を熱望。
鉄則もまた、どこのご家庭でも(笑)
週末、友人親子が来た際は、もれなく粕汁でしたよ^^