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八つの瞳

恒例家族旅行 今夏は小豆島へ
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数年ごとに行先を変えるのが常ですが 今回はわたしと息子が決めました
…ってあくまで行先だけであって そこからのすべてはぜーんぶ!マメで気の利くオットが(笑)
小豆島と言えば オリーブ?お素麺?名作『二十四の瞳』かな? 近年なら『八日目の蝉』よね
わたしの目的は お醤油でした!!
島には 何軒もの醤油の蔵元が立ち並ぶ 通称『醤(ひしお)の郷』なるところがあり
どうしてもそこに行きたかったのです! 
もう何年も前 ちょっと珍しいものが置いてある近くのスーパーで見かけ 使いはじめて以来
大のお気に入りとなった『正金醤油』 そのスーパーの経営形態が変わって 置かれなくなり
困った~と案じていたら 黒門市場の千成屋にて発見! 安心して買い続けてたら
今度は千成屋の業務形態がガラリと変わってしまい 買えなくなった…
更にその後 近鉄百貨店上本町店の地下スーパーで発見!これまた安心して買い続けていたら
とあるひ棚にない… あわてて尋ねたところ 売切れではなく取扱い中止との由
以降どこに行っても お醤油売場ばかりチェックするもどこにもない… 
もう大阪では買えないのか…と諦めていたが この旅行が小豆島と決まってからは
♪正金 正金♪ なんてったって蔵元が小豆島ですから ないわけがない!
ところで小豆島は 横広がりに長~い島であり(初めて知ったけど)
宿泊地である土庄から醤の郷までは およそ15㎞と結構な距離
醤油醤油と浮かれているのはわたしだけなので 島の中ならどこでも置いているだろう(と期待)から
とにかく買えればそれでいい…と思ってましたが オットはじめ子らも
『せっかくやから 造ってる本家本元に買いに行こう!』と言ってくれ 行くことに^^
さてどうやって行くか? 車ならちょいとしたドライブ~なのでしょうが
そこはほらわがやのこと 日頃の行動体系により(笑) レンタサイクルで行きました!
オットと息子は各自で普通の自転車 いわゆる通学用みたいなやつ 
娘を後ろに乗せなければならない(というのはありますが)わたしは電動自転車 
ちなみにそんなこんなの手続きはすべて 事前にオットが手配してくれました 感謝しかない…
さてさて旅の二日目 醤の郷目指していざ出発!
ところがその15㎞ 平坦ならまだしも 途中いくつも かなりの!アップダウンがあり
その上この暑さ 走りはじめてすぐに 『いくらわがやでも これは狂気の沙汰だ』と思うも
走り出したら止まらないぜとばかり 折々にじゅうぶんな休憩を取りつつ ひた走りました
それらしき古い蔵などが見え始め 何よりふわ~っと漂うお醤油の薫り ようやく周辺に着いた?
と思うも 目指す正金醤油は入り組んだところにあるらしく み、見つからない…
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ついには醤の郷でも 端の端~まで来てしまい さすがにわたし以外の3人は『・・・。』
そもそもおつきあいの慈悲心で来てくれたんですものね^^ わたしも疲れと申し訳なさでグッタリ
道中 幾度も休憩は取っていましたが ちゃんとゆったり休もうか~と
目の前にあった『タケサン醤油』さんの一徳庵なるお店にて ソフトクリームと珈琲を
『俺は〇〇』『わたしは◎◎がいい~』『いやいやこれも美味しいで』etc わいわい言い合い
醤油・もろみ・みたらしの3種類 いずれも美味しく味わいました
さて息を吹き返した一行で 本来の目的の正金醤油さんを再び探す しかし見つからない・・・
随所にある他の醤油蔵(お初のところがたくさんありました)や 最大手?のマルキン醤油記念館を見学しつつ
あっち行きこっち行き くねくね曲がった道の奥の奥 やーーーーっと!見つけた!! 
しかし時刻は正午過ぎ いかにも家内工業でやっていそうな正金醤油さん 呼べど叫べど無人(涙)
きっと島の中のスーパーや商店に置いてるよね しかしホテルの売店にはなかった… 
もはや蔵元での購入はあきらめ 途中置いてそうなところをのぞきつつ 来た道を戻ろうとなりました
往路の長さ・大変さを思うとそれが賢明と心底思えるくらいキツかったし…
さてそれなりの規模のスーパーを見つけ 2店入るが なんといずれも正金醤油はない・・・
ガックリ肩を落としていたそばで品出しをされていた店員の方 『何をお探しですか?』とのお声かけ
切々と正金醤油への愛を語り 酷暑の中15㎞を自転車で来た旨に ギョッとされてましたが(笑)
『わかります!美味しいですよね~ 前は置いてたんですよ!だけど今はないんで 
 僕も不思議に思ってたんです 発注担当ではないのでなんでかはわからないんですけど…』と
大いに同情してくれ『途中”道の駅オリーブ公園”ってあったでしょ?あそこに小瓶置いてた記憶が…
でも 間違ってたらすみません!先週あたりに行ったらあったような…』との言葉まで~
せめてもと少々の買物をみつくろい レジに並んでいたら 再びその方が息せき切って駆けつけてきて
『今ね!正金醤油さんに電話してみたんですよ!今ならいるから売ってくれるって!』
なんという親切さ! 思わず惚れるわ! スーパーマルナカ内海店のハマグチさん~(愛)
一度は行ったものの何しろよそ者 そのスーパーからもう一度戻った場合の距離感 どうやっけ…?
愛のハマグチ氏は『車で10分くらい』というが 自転車なら(しかもあの入り組んだくねくね道)もっとやんな…
わたしだけなら意地でも行くけど もも申し訳なさ過ぎ…でもせっかくのハマグチ氏のご厚意が…と
くねくねしていたら 何の何のオットも同じ性格 以下子らも同じ(笑) 
『よっしゃもっかい行こやないか!ここで行かんでどうすんねん!』
刺し貫くばかりの陽光と等しい量の感謝の念を背負いつつ 再び正金醤油さんへ~
はたして何のこっちゃなく5分ほどで着いたのでしたが(笑) ハマグチ氏は徐行運転派?うちらが競輪並み?
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晴れて購入~ 頬を伝うは流れる汗か涙なのか…
対応してくださった奥さん?そしてそのお母さま?さぞや暑苦しかったかと思いますが
思いの丈をここでも吐露したのは言うまでもありません^^
なんでも このところ思うようなレベルの材料がなかなか手に入らなかったそうで 
目指すお醤油が目指す量造れないならいっそ…と 製作を縮小されているんだそうです
だから 大阪までは従来のようには手に入らなかったのね~ 納得すると同時に
『今後は直接注文してくれたらいいですよ』と相成り しかもそれだと送料を加えても
これまで大阪で買っていたおねだんよりまだお安い、という^^
ああ もうこれで今度こそ安心 安泰 安寧 案ずることはもはやないわ!
さて 目的達成の嬉しさを胸についに帰路についたわたしたち
往きは 探し探しで休憩もはさんだとはいえ3時間弱かかった道を 
ジャスト1時間で帰れました やっぱ競輪  なおかつその後 前日にもたっぷり遊んだ
ホテルのプールにまた入ったことも付け加えておきましょう… もはやアホちゃう?

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本命の正金醤油以外にも さんざんスパーク(笑)したものの一部ご紹介~
ひときわ古式ゆかしい蔵が眼をひいた『金両醤油』 大阪には梅田阪神にひっそり一種類だけあるんだって
入ると戸板に水の勢いのトークでテイスティングを促され そのグイッグイさに気圧される以上に
ほんまに美味しくて買ったあれこれ 香川は青森についでのにんにくの産地なんだそうな 地理ラヴ息子は知ってたらしいが
よく見かける『かどや製油』 小豆島に工場あるとは知りませんでした
せっかくだから小豆島工場限定太白バージョン胡麻油を・・・
ハマグチ氏おすすめの 『丸島醤油』のだしの素
醤の郷までの道中 めっちゃ看板見かけて(お醤油屋さんやのに だしの素だしの素えらい推してるなあ…)
と思っていたんですが ハマグチ氏曰く『実際食べたら納得ですよ~お芋さん煮いてみてください』

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帰宅した翌日 すっからかんにしてった冷蔵庫でしたが それくらいはあったじゃが芋
仰せのとおりに煮きました~ そして早速のサッカー漬けの息子の大会べんとうのだし巻にも◎
太白胡麻油で素揚げしたお野菜には 金両のだし醤油とがぁりっく油をたらり~
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旅の最終日は 高松の街もたっぷりと周遊し 美味しいおうどんも食べて大~満~足~!
ええかげん長くて(うどんのように)すみません^^
ホテルも 島のいろいろも すべて良かったし楽しかったし でも書きだしたら更に長いんで割愛~
高松の街も 想像以上に良くて もっともっと滞在したかったよね!と一家の意見一致
大学時代の香川出身の子たち 男女共にたしかにみーんなお洒落さんで良い子たちやったなー
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 家のよりはるかに簡便な 自転車の子ども椅子で 
 おとなしく座ってた娘もすごいが
 あんなふつうの自転車で あの傾斜のあの距離を
 一切文句言わず 疲れも見せず 走破した息子

 常日頃 自転車通勤のオットも衷心から賞賛
 


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 とうとう わたしの背も 追いこしました

 父をこすのは いつだろう

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by toaruhi | 2017-08-28 22:11 | 上げ膳据え膳 | Comments(4)
Commented by non at 2017-09-01 16:44 x
まぁ!四国に上陸してたんですね!!
楽しい(やや過酷な競輪も経験されて笑)夏休みになりましたね。
その時の状況が鮮明に頭に浮かびました(^^)

私も実家で昔から使ってたお醤油が愛媛県の宇和島ので、定期的に各家庭に配達してくれるんです。
で、なんと嫁ぎ先も同じお醤油を使ってて!ラッキーv
それが最近、残念な事に配達をしなくなったんです。
それから近くのスーパーや小売店を色々当たってみて、やっと一軒置いてるお店を見つけました。
うちも実家もそのお店で買ってたんですが、先月行ってみると店頭に並んでなくて・・。
お店の方の話しでは『もう商売辞めたんですって。うちも困ってるのよぉ』との事。ショックー(-_-)
正金醤油さんのように、大量生産を見直して採算が取れなくなったとか、もしくは後継者問題とかでしょうかねぇ?
今は、そのお醤油になるべく近い味のを見つけて使ってます。

太白胡麻油は、癖が無くてお菓子にも使えるんですよね。
小豆島はお出汁も美味しでしょぉ?いりこが主なのかなぁ?
お素麺や、おうどんのお出汁が本当に美味しいですよね。

家族旅行でいつか高知にも来て下さい!
美味しいものが沢山ありますから、ご一家にたらふく食べて感動して頂きたいです!

Commented by fusk-en25 at 2017-09-01 19:01
一番最後の写真に1票。あはは。

ちなみに「一番搾り」パリでも買えます。
前はまずかった。製造地がドイツに変わってから美味しくなった。
ついでに言えばアサヒのドライも。イギリスからチェコのピルゼンに変わってからもう俄然美味しい。
醤油のコメントと違うがな。。笑。
で、60年ほど前に紅葉の寒霞渓を見るために行った時、
しかも母の職場のツワーかなんかで。
確か正金やったと思う工場の寮でお風呂に入ったことがありました。
なんせその日は雨上がりで道がズルズルに濡れていて、
坂道を滑って泥んこの人もいたし。
20代の頃に所属していた劇団の合宿に行ったこともあったなあ。みんな貧乏やったから、醤油なんて見なかった。
ここに住みだしてから。醤油はありさえすればなんでもいい感じで、アジア系の店で一番安いキッコーマンかヤマサを買ってます。シンガポールかオランダ?産の。
煮物にはほとんど海の塩で調理して最後に醤油で味付けをする方式に。
肉じゃがや魚の煮付け、麺つゆにはさすがに醤油を使いますが。
醤油訪ねての旅。。優雅で素晴らしい(たとえ過酷でも。笑)
Commented by toaruhi at 2017-09-02 21:15
はい!上陸しておりました~
高知県も心から行ってみたいです!酒!(笑
)香味野菜‼
過酷も過酷な死のロード…過ぎてしまえば良い想い出、にすら(笑)
なんていうか、いわゆるランナーズハイ、の感覚わかりましたよ^^

宇和島のお醤油、すこし甘めですか?
宇和島出身の友人が、全体的に何でも甘めなんよーでもそれが慣れ親しんだ味だと言ってたので。
また別の石川出身の友人が、地元からいつも取寄せてるというお醤油も甘い旨みのあるものでした。

高松で食べたおうどんがめっちゃ美味しかったです!
だし文化の大阪人ですが、せっかくやから皆思い思いのぶっかけ系で食べたんですけれどね。
わたしは卓上のお醤油をかけるやつにしたんですけど
うすくちなんかより薄い色、何なら胡麻油より薄いくらいなのに
『かけすぎ注意!』と書いてるのがうなずける、すこしでじゅうぶんな濃い濃い味わいでした。

調味料ってすべからくそういうものなのでしょうが
ことにお醤油(やお味噌も)って様々な違いがあって奥深くおもしろそう!
マツコに取り上げていただいても到底終わらない感じ。
Commented by toaruhi at 2017-09-02 21:38
全国各都道府県47種類のがあるんですよ~ もちろん味も47種。
度数も違えたりして。(のんべえイメージの県は高め、とか^^)
発売されたときはすべて『○○(地名)づくり』という名だったのですが
そののち、『工場は各都道府県ごとにはないのでは?』という指摘により
工場がある地域だけが『○○づくり』と名乗り、ない地域は『○○に乾杯』という名称で…になったとか。
それでいくと『パリに乾杯』で、下にちっちゃく”ドイツ工場製造”となりますね(笑)

醤油訪ねての旅…優雅ではなかったけどカタルシスが得られました^^
自転車慣れしてるfuskさんでも、おすすめはでけへん、いや、したらあかん道程でしたけども(笑)
寒霞渓も行きたかったし、岬の分教場も行きたかったんですけどね~
それこそ、岬の分教場はわたししか行きたくなかろうと言いだせず^^
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